【毛穴パックでも黒ずみが戻らない…】毛穴の角栓ケアの3つのポイント！美容皮膚科医も薦めるタイプ別対処法と化粧品の使い方

毛穴パックをすると、毛穴が広がってしまうのではという心配をしている方も多いのではないでしょうか？正しい対処法を知らなければ、あなたの毛穴はずっとそのまま治らないかもしれません。

そこで今回は、毛穴パックで取りたい黒ずみの正しいケアの仕方や、開いてしまった毛穴のケアについてご紹介しようと思います。

【原因】毛穴の黒ずみはどうしてできるの？毛穴パックしたいけど大丈夫？

鼻の黒ずみには原因がいくつかあるのをご存じですか？そして、すべての黒ずみに毛穴パックが効果的なわけではないんです。あなたの鼻の黒ずみはどんなタイプでしょうか？おもに以下の3つのタイプがあります。

この中で、角栓つまりタイプこそが、毛穴パックが効果的とされている黒ずみです。

角栓つまりタイプ

角栓ができる理由の主な原因のひとつが『メイク汚れの洗い残し』と言われています。ファンデーションや化粧下地は、きちんと落とさないと角栓の原因になります。

角栓は、毛穴の奥から分泌された皮脂と古い角質や汚れなどが混ざり合ってできたものと言われています。そのため、皮脂が過剰に分泌されていることが考えられます。

それ以外にもストレスや生活習慣の乱れによって皮脂が過剰になることも。角栓ケアには、正しい洗顔や健康的な生活習慣を心がけることが大切です。

メラニンタイプ

黒ずみタイプ２つめは、メラニンタイプです。

鼻は顔の高い位置にあり、皮脂が出やすく日焼け止めが流れてしまいやすいことで、日焼けしやすい箇所といえます。そのためメラニンが黒ずみとなってしまうんだそう。無理に角栓を抜こうとしたり鼻に刺激を与えると、メラニン色素が排出されにくくなってしまい、黒ずみとなって現れてきてしまうのです。

酸化した皮脂が紫外線を浴びるなどの刺激でメラニンが増える場合も。

産毛による黒ずみ毛穴

鼻の黒いプツプツは、角栓ではなく「産毛」が原因の場合があります。剃毛などによって、太い産毛の断面が黒く目立っている状態です。

【対処】黒ずみ毛穴のケア＆毛穴パックで開いた毛穴を戻す方法！

それでは、黒ずみ毛穴や、実際に開いてしまった毛穴にはどのような対処をしたらよいのでしょうか？正しい黒ずみケアをして、少しずつ毛穴が目立たなくなるようにしましょう。

角栓つまりタイプ

角栓つまりタイプには、以下のケアが効果的です。

順番に解説していきます。

１　帰宅後、メイクを早めに落とす

過剰な皮脂や汚れを取り除く上で重要なのがクレンジングと洗顔です。毛穴の奥まで洗おうと、ゴシゴシと力を入れて洗うのは NG。摩擦による肌トラブルの原因になってしまいます。

きめ細かなたっぷりの泡で肌をやさしく包み込み、泡を肌の上で転がす洗顔が◎。肌はとてもデリケートな部分。やさしく、丁寧に、がコツです。

２　メイク落としシートは使わない

メイク落としシートは肌に摩擦を与えることで角質層を傷めてしまい、黒ずみを悪化させる可能性があります。

肌に摩擦を与えずにメイク汚れを落とすためにも、きちんとした方法でクレンジングを行いましょう。

３　洗顔はごしごしこすらず、正しい洗顔方法で行う

まず洗顔を見直すことです。

洗顔をする際に冷たいお水を使用している方は要注意！冷たいお水に刺激されて毛穴が閉じてしまい十分な洗顔が行えないので、洗顔をする際はぬるま湯で行うのがポイントです。

４　スキンケアをしっかり行う

角栓ができる原因である乾燥を防ぐために重要なステップがズバリ保湿！

クレンジングや洗顔をした後は、たっぷりの化粧水を使って肌の水分補給を行いましょう。さらに、その上から乳液やクリームを塗ることでうるおいを閉じ込めます。肌を乾燥から守ることが角栓ケアにも繋がります。

過剰な皮脂の分泌によるベタつきが気になる方には、肌を引き締める働きのある収れん化粧水が特におすすめ！ 

５　オイル×綿棒で角栓除去

オイルを鼻に塗り、くるくると綿棒で優しくマッサージするとオイルが毛穴に行き渡り、古くなった角栓が浮き出てきます。

浮き上がってきた角栓はティッシュやタオルで拭き取ります。使うオイルはベビーオイルや植物由来のオイルなどがおすすめで、1回で使う量もかなり少ないのでコスパ抜群ですよ！

メラニンタイプ

メラニンタイプの黒ずみには、以下のケアが効果的です。

順番に解説していきます。

１　皮脂を落とす

分泌した皮脂を放っておくと毛穴にダメージを与える原因になるので、1日2回の洗顔は必ず行ってください。ベタつくけれど乾燥するという混合肌も、不要な皮脂を適度に落とした後にしっかり保湿した方が、肌の調子が良くなります。

２　いじらない・押し出さない

開いた毛穴をコットンで100回パッティングしたり、角栓を指で押し出したり。どちらも毛穴に刺激を与え、さらなる皮脂分泌や炎症を促してしまうだけ！絶対にやめてください。

毛穴は、憎く思わず大切に扱ってあげる方が小さくなりますよ。

３　ビタミンC・A・Bを塗る

皮脂を抑制し、肌の炎症を抑え、代謝を促してバリア機能を整えるというマルチな働きをもつビタミンCは、毛穴ケアに欠かせない美容成分。

代謝を整え、ビタミンCの働きをサポートするビタミンA・Bも一緒に取り入れて。

４　しっかり保湿

ベタつきと乾燥が共存する混合肌の場合、しっかり保湿ケアをしてバリア機能を整えることで皮脂分泌が抑えられ、ベタつきや毛穴トラブルが少なくなります。ほかの肌質も同様に、肌の潤いバランスを整える保湿ケアは大切。

産毛による黒ずみ毛穴　黒ずみケア

 

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鼻の黒いプツプツが角栓ではなく「産毛」の場合は、レーザーで原因となる産毛をなくす対策をしましょう。毛抜きなどで抜くと肌にダメージを与えることもあるため、クリニックでのレーザー脱毛がおすすめです。

毛穴パックで開いてしまった毛穴のケア

すでに毛穴パックをしてしまい、毛穴が開いた状態であれば、以下のケアが効果的です。

では順番に見ていきましょう。

毎日クレンジングをする

毛穴パックで角栓が取れて毛穴が広がっている状態なら、角質ケアが有効。

角栓は、落としきれなかったメイク汚れやほこり、皮脂、古い角質など混ざってできているので、毛穴パックではなく毎日のクレンジングできちんと汚れを落とすことを心がけましょう。

たんぱく質を分解する成分が配合された酵素洗顔を使えば、角栓を浮かして落とす効果が期待できます。

正しく洗顔する

とにかく日々きちんと洗って、角栓をためないようにしましょう。洗顔は多くても1日2回朝晩までにとどめ、肌を摩擦しないようにやさしく洗います。洗顔料はしっかりと泡立て、ぬるま湯で洗い流すのもポイントです。

たっぷり保湿する

洗顔後は乾燥を防ぐために、たっぷりと保湿をしてください。化粧水＋乳液で、肌をそっと包み込むようにお手入れします。

角層がうるおいに満たされれば皮脂の分泌が落ち着き、肌がふっくらとすることで開いた毛穴が目立たなくなりますよ。

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